England's best pipe value

Dunhill Shell #114 F/T (1965)

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スクワットブル以外では長くスマートなビリヤードやダブリンというのが個人的な好みなのですが、小さめでという条件が付くとなかなか無いものです。探してみると昔のダンヒルにそんな感じのシェイプがいくつかあるようで、丁度良くこのパイプが手に入りました。

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シェイプ改定前のダンヒルとなると、LBや#127といった男らしいどっしりとしたビリヤードに人気があるようですが、個人的には逆にスマートなシェイプが好み。これは自分の体型や吸うタバコにも関係しています。いつもお世話になっているPipepagesのダンヒルのシェイプ表は暇な時についボケーっと眺めてしまうような格好良いラインナップですが、そこにある中では#113、#130、#248等が好みです。ただ、グループ1や2というサイズしかないシェイプだとアメリカではあまり人気が無いようですね。となると、中古市場でも流通は限られてしまうのかあまり見かけない気もします。
さて、この#114もそんな感じの一本。ボウルは小さめで全長が長い、という実にスマートなシェイプです。当時は今のダンヒルのように同じシェイプで異なるサイズを作るというような事はあまりなかったようですか、このシェイプもグループ1専用のシェイプなのでしょうか。小さい(というほどでも無いかもしれませんが)ながらもよくまとまっています。


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刻印はこの通り。だぶん1965年製でしょう。

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流石にエボナイトの質や造りは最高。フィッシュテイルのリップの噛み心地は好みが分れるとは思いますが、私としては違和感無く使えます。

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ただ、この長さ故かちょっと歪んでます。ダンヒルの職人とて人の子って事でしょうか。

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グループ1ともなるとえらく小さいボウルサイズなのかと思ってましたが、そんな事は無いようで普通に違和感なくタバコが詰まります。決してショートスモーク用の特殊パイプではありません。

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ちょっとダメージがあるのが残念です。まあ、実際のところボウルが小さくてスマートという以外、なんの変哲も無いパイプ。ブラストも凡庸ですし。パテント期のダンヒルのような迫力はまるでないです。

しかし、吸ってみると期待を裏切らない吸い味。やはりShellはいいなあ、とつくずく思わせる味です。60年代中頃以降のShellは独特の香りと甘さが強いような気がしますが、このパイプもそんな感じでしょう。試しにマクレーランドの#2010を詰めてみましたが、マクレーランドの芳香よりShell特有の香りの方が勝っているようにも感じました。
ただ、この個性的な吸い味を手放しで美味い、と言えるかどうかはわかりません。この系統のShellのキュアリング味?はたぶん目隠しテストをしても容易にわかります。それだけ個性が強いので好みは分れる可能性はあるのでは、と。

個人的には大満足の一本です。私ようにダンヒルのShellでヴァージニアを楽しむスモーカーは少数派だとは思いますが、このボウルサイズだとVAフレークにぴったりなので普段使いのワークホース的なパイプとして大活躍しそうな予感がします。

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ShellのOと比較してみました。このOも主にVAフレーク用として大いに活躍しています。このあたりの小さめなShellは今後も集めていきたいですね。

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