4noggins BALD HEADED TEACHER

さて、たまには変わったタバコでも。BALD HEADED TEACHERはほぼパイプタバコしか扱ってない珍しいサイト、4nogginsのオリジナルバルクタバコの一つ。以前注文した際にオマケで付いていたタバコです。

4nogginsはバーモント州のMiddleburyにあるパイプタバコのオンラインショップ。メイプルシロップが特産品な地方らしく、ちゃんとサイトでも売っていたりします。世界も狭くなったもので、そんなのどかな？ところからはるばるやってきたのがこのバルクのサンプルという訳です。

そのバルクの種類をみてみると、バーレー主体の非着香ブレンドが多いようで、このタバコもバーレーがメインです。しかし、、BALD HEADED TEACHERとは変わった名前のブレンドですね。どう考えても「ハゲ教師」という以外にうまい訳が浮かびませんでした。ダンディな老教師が教鞭を執るようなイメージなのかもしれませんけど、どうにも日本語訳するとちょっと印象が・・・。

ブレンドの内容に説明については、
The old-fashioned burley taste comes through in full form, nutty and brisk,  hitting on tangy notes along the way as the Virginia components catch on.  There's not enough Latakia to provide any more than perhaps a seasoning effect.
とのこと。
実際のところ、これだけでは私にはよくわからないです。バーレーにヴァージニアとほんの少しのラタキアといった感じでしょうか。非着香バーレーブレンドというのはアメリカではポピュラーなようですが、私自信はあまり試したことはありません。


葉はちょっとしっとりとした状態。4nogginsのタバコはどこで作られているのは書いてないのでわかりませんが、このちょっとベタつく感じや独特な芳香と刻みはマクレーランドの製品に似ていますね。マクレーランド製とは断定は出来ませんが、とは言え可能性としては大いにありうるのでは、と。

実を言うと、このタバコについてはあまり期待はしていませんでした。どうにもバーレーが多めだと辛いイメージが先行してしまうので。ただ、吸ってみると意外なものでなかなか美味いのです。

味も香りもビターチョコレートのような感じ。かといって非着香のラタキア入りという事で甘さもそれなりにあります。香りだけでスカスカってことは無いです。2008年の9月現在のtobaccoreviewsでは、4nogginsのブレンドの中で一番人気があるようですが、その理由もなんだかわかるような気もします。
ただ、バーレー特有？の荒さは若干ありますね。特に後半にその傾向が顕著に出てきます。このあたりはある程度仕方のないことなのかもしれません。

まあ、欠点を差し引いてもなかなか良く出来たブレンドと言えると思います。私自信、バーレー中心のブレンドだと毛嫌いしがちなのですが、たまにはこういうブレンドも悪く無いと思わせる美味いタバコでした。この分だと他の4nogginsのブレンドも期待できそうです。