お蔵入りパイプ

今のところ幸いパイプを買ってアタリを引くことが多いですが、時にはハズレな時もありました。中古品に限ったことでは無いのですが、パイプ収集にはリスクがあることは否定できません。特に中古パイプの場合はその状態が重要な要素になります。今回はそんな残念なパイプをまとめてみました。


まず一本目はこの4ケタナンバーのKaywoodie。これは中古パイプを集め始めた頃に落札したLotに入っていたものです。スティンガー欠損、ステムのクローバーも無く、ボウルトップは叩き潰したような状態、、と散々なもの。このパイプを手に入れた時はまだ中古品に慣れていなかったので少々戸惑った記憶があります。まあ、このパイプはまだ良い方と言えます。というのは吸う分には問題はありませんので。現在はボウルトップをトップオフして着香専用パイプ専用としてたまに使っています。


次はこのEvrymanとMansion Houseの2本。これは以前紹介したMansion House #331cと一緒にLotで手に入れたものです。この2本も吸えないことはないのですが、、ちょっと状態が悪いです。両方ともボウルトップにハードなキズがあり、Evrymanの方はリップにも深刻なダメージがあります。使えない事は無いとは言えあえて吸う理由も無い、というのが悲しいところです。そんな訳で出番はほぼ無いと言えます。実際のところ本命だったMansion House #331cもかなり深いダメージがあり、やはり出番が無いのでこのLotはすべて残念な状態・・・。届く前は安上がりと思いきや、結果的には高くつきました。


他に残念なパイプとしてはこのEveryman。このレアなシェイプは綺麗な状態だとかなり見栄えしたのだと思います。このパイプは外観のダメージより中のダメージが深刻で、ボウルは確実に一部焦げています。さらにがっちり固着したアルミフィルターを外そうとしてねじ切ってしまいました。試しに吸ってみたところ、木が燃えるような臭いがしてとても吸えるようなものではありませんでした。結果的にシェイプとインレイが一本という珍しさだけで所有しています。


実際のところ失敗談は中古品に限ったことではありません。新品についてはあまり深いことは言えませんが、このKaywoodie Saxonは失敗だったと思います。恐らく、近年に生産されたKaywoodieでは一番下の方のグレードなのでしょうが、写真の通りアメリカ製では無くイタリア製です。造りは、、なんというかBJ Longの一番細いモールがリップに引っかかるといった感じ。無論、ブライヤーの質が良い訳も無いようで、吸い始めた頃はそこそこイケるのですがすぐに吸い味はそうでも無いことに気づいてしまいます。当然ながら使う機会はほぼありません。しかし、、このあたりのOEM品にKaywoodieの名前を冠するなんてことは昔では考えられなかったでしょうね。


Lotで買うといろいろ面白いパイプが付いてきますが、中でも面白いと思ったのがこの無名パイプ。グレインが悪いパイプというのは良く見かけますが、全面ボウズというのは結構レアな気もします。木目無しということはブライヤーの幹のところを中心にした材料を使ったのでしょうか。吸い味については吸ってないのでわかりませんが、まあこの造りであればさして期待できるようなものでは無いと思います。


最後に手持ちのパイプの中で一番酷い状態のモノを紹介します。これもLotに混じっていたもので、恐らくはGBDのPrehistoricだと思うのですが全てにおいて徹底的にダメージがあります。ステムは既にオリジナルではなくリプレイス、ボウル表面もかなり磨耗しており、チャンバーに至ってはほぼ全ての面が焦げています。逆に言えば、ここまで焦げていてもボウルもシャンクも割れていない訳でして、ある意味GBDはこれだけ頑丈なパイプだった、、と言えるのかもしれません。
今回のまとめはこんなところです。Lotのオマケで手に入れたものが多いのは幸いですが一本だけ落としてこんな感じのが届く可能性も否定出来ない訳でして、やはりリスクはあると言えます。ただ、正直なところ吸い味が気に入らなくて使っていないパイプの方が精神的なダメージが大きい気もしますね。使えるけど、使えないといったもどかしさがどうにも。まあ、いろいろ失敗もありましたがそんな部分も含めてパイプ収集は面白いのではないか、と個人的には考えています。
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