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England's best pipe value

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Kaywoodie #7382

Thorn#7382_1Thorn7382_2
「求めよ、さらば与えられん」といった具合なのか欲しいシェイプは大抵手に入ってます。このKaywoodieの#82も前々から欲しかったシェイプの一つです。

Thorn7382_10
いろんなメーカーがブルドックの亜種を作ってきましたが、三角シャンクのこのKaywoodieの#82はかなり個性的な形をしています。たぶん、どこのメーカーもこんな形のパイプは作ってはいないでしょう。この#82でなおかつThornフィニッシュでRock Amberaステムときたものだから自分としては言うこと無しです。まあ、機能面での話ではなく、あくまでも見た目の話ですが。

Thorn7382_3Thorn7382_6
刻印はこの通り。Gray Fox Onlineを参照すると73は1931-1938、シェイプナンバー82は1935-1938、ということなので製作年代はほぼこのあたりと断定できそうです。ブルドックで底が平らというのも珍しいですが、このパイプはかなり広い面積。これならコケる心配はありません。しかし、、この黄色いステムに黒いクローバーというのはなかなか格好良いですね。

Thorn7382_12Thorn7382_13
Rock Amberaステムはたぶんアクリルだと思うのですが、具体的にどのような材質なのかはわかりません。ただ、現在使われているアクリルステムよりいくぶんか柔らかい印象があります。ちなみにこの写真は手前のツヤのある部分のみコンパウンドで磨いた状態。変色は無くとも、流石に汚れています。あと、スティンガーもかなり汚れていますね。ここで結構使えるのがワイドマジックリン。いつものオキシクリーンは金属に使えないという欠点がありますが、これは鉄や真鍮等の金属以外であれば安心して使える優れモノ。写真のように熱めのぬるま湯に漬ければ比較的簡単に汚れが落ちます。

Thorn7382_4Thorn7382_7
Drinklessスティンガーはこの通り。このスクリュー式のテノンはステムルーズで抜けるとこはまず無いのですが、使いこんである個体であれば磨り減っていることはよくあります。そうなると、どうしてもステムが平行に止まりません。ビリヤード等であればそう気にならないのですが、ダイヤモンドシャンクだとどうしても段差が気になります。対策としてはアルミパテを薄く塗ると直りそうですが、リスクも高そうです。今回は蜜蝋を塗ってごまかしています。

Thorn7382_5
欠点はこの煙道の細さ。これはYello-Boleでもありがちなアクリルステムの欠点ですね。

Thorn7382_8Thorn7382_9
Kaywoodieと言えばダンヒルのパテントが打たれていた時期にサンドブラストグレードがあったメーカー。このThornは1930年代に存在したグレードのようですが、ブラストの具合もなかなかのものです。ちなみにThornとはトゲの意味。ShellやFossilと比べるとえらく安直な名前ですね。ボウルの状態は写真の通りあまり良くはありません。

正直なところ吸い味に関してはあまり期待していませんでした。ボウルの状態は良くないし、ステムの煙道は細い、、それにスティンガーとなるとエアフローは悪いだろう、、といった具合で。
ただ、いざ吸ってみると全くの見当違いでした。試しにEsotericaのDunbarを詰めて吸ってみましたが、もう凄まじい甘さ。エアフローについてもあまり気になりません。むしろ良い具合に煙量が調整されているようで、逆に心地良いぐらいです。しかし、、甘いですねえ。Vaの青臭さなど皆無で最後まで甘い味が継続します。手持ちのパイプの中では一番甘いパイプかも。完全に見くびっていたとしか言い様がありません。強いて欠点を挙げれば甘過ぎて少々しつこいという点ぐらいでしょうか。これは見た目も吸い味も素晴らしいパイプでした。

Thorn7382_11
ちなみにこれは付属していた箱。さりげなく世界最強を自称してます。イラストに書いてある胡散臭い装置はJensen Smoke Tester Machineと言うらしく大まかに煙の成分を数値化する為の装置だったようです。いつものChris' Pipe Pagesに掲載されている1935年の冊子にその表が書いてあります。まあ、自社の製品のアピールの為の作為的な実験とも言えますが、それだけ吸い味に対する貪欲さがあったのでは?と。しかし昔のパイプメーカーは品質、吸い味に関してすごく貪欲ですね。特にKaywoodieはそんな感じで、その冊子でもブライヤーの質のアピールからエックス線でのフロー検査といったものに至るまでいろいろ書いてあります。こういう点もヴィンテージパイプの面白い点の一つですね。

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