Cornell & Diehl AUTUMN EVENING

前回の鼻腔に残った強烈なバニラ臭が翌朝まで取れなくとも、懲りずにもう一つ着香タバコをインプレしてみます。今回はCornell & DiehlのAUTUMN EVENING。今手元にある着香の中ではなかなか気にいっているブレンドです。
AUTUMN EVENINGはC&D社のブレンドの中でも人気のある銘柄でしょう。今では日本でもポピュラーな着香タバコになりつつありますね。このタバコは実際のところ特に狙って買った訳ではありません。たまたまSmokers' Havenで4ozパックが安く売っていたから注文しただけです。何故か実際に届いたのは5oz入りのバルクでしたが。届いた当初は結構吸っていたように記憶しています。
中身は写真の通り、ほぼ全て茶色の葉です。ちなみにメーカーの説明は
A red Virginia cavendish cased with a delicate maple flavor. An exceptionally smooth aromatic.
とのこと。この通りメイプル着香で、それもかなり強めです。非常にわかりやすいタバコとも言えそうですね。
とりあえず一服してみました。今回のパイプは40年代ぐらいのYello-Bole。そこそこ旨いパイプで以前から着香用に使っているやつです。
改めて吸ってみると非常に吸いやすいです。火付きも火持ちも良好。それにメイプルシロップの香りもかなり強めに感じます。たぶん、周辺はメイプルシロップの臭いがそこらじゅうに漂っているでしょうね。かなりわかりやすい着香タバコです。
ただ、これが甘い味か?となると話は違ってくると思います。確かに着香の中では甘い部類に入るとは思いますが、イングリッシュミクスチャーであればこれ以上に甘い味のタバコはいくらでも見つかるでしょう。これは前回のVBCの時も同じ感想でしたが。そんな理由からか後半には飽きが来ます。鼻が慣れるとあまり香りもしなくなるし、舌には元々甘味はそれほど感じません。まあ、求める物が違うので一概に比較は出来ないんですけどね。
結果的には着香のもつ欠点を完全に拭いきれないタバコではありましたが、それでもこのわかりやすいキャラクターと吸いやすさは十分に評価できると思います。これなら初めてパイプタバコを吸う方でも違和感なく吸えるのではないでしょうか。パンやご飯のような毎日欠かせない常喫銘柄となりえるかどうかは微妙なところですが、おやつ代りに一服という感じに吸うには良いんじゃないか、と。
しかし、、ここまで強い着香だと吸い終わった後の鼻腔に残る臭いが凄いですね。VBC程じゃないにせよ、かなりメイプル臭が残りました。まあ、私が着香タバコに求めるのは非着香タバコには無い甘い香りですからこれも楽しみの一つだったりするのですが。
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